指揮者列伝 — トスカニーニ・フルトヴェングラー・カラヤン・バーンスタイン・小澤征爾
19 世紀に生まれた 「独立した指揮者」 の 職業は、 20 世紀に 音楽の中心的存在となった。 記録された 音楽の 「解釈者」 として、 アルトゥーロ・トスカニーニ (1867-1957) の 楽譜への 厳格な忠実、 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886-1954) の ドイツ的 深い解釈、 ヘルベルト・フォン・カラヤン (1908-1989) の 完璧主義と大量録音、 レナード・バーンスタイン (1918-1990) の 教育的情熱、 カルロス・クライバー (1930-2004) の 完璧主義、 クラウディオ・アバド、 サイモン・ラトル、 キリル・ペトレンコ、 そして 日本の小澤征爾 (1935-2024)。 「指揮者の 100 年」 を辿る。
「指揮者」 という 職業
前記事 [20 世紀の音楽] までは 主に 作曲家 の 系譜。 本記事は、 演奏の 中心人物 = 指揮者 に焦点。
指揮者 (Conductor、 独 Dirigent) は 19 世紀に生まれた 新職業:
- バロック・古典派 — 作曲家が 弾きながら指揮 (通奏低音の チェンバロから、 ピアノから、 ヴァイオリンから)
- 19 世紀前半 — メンデルスゾーン、 ワーグナー、 ベルリオーズが 「棒を振る 独立指揮者」 の 原型
- 19 世紀後半 — ハンス・フォン・ビューロー、 ハンス・リヒター、 グスタフ・マーラーが 職業指揮者 として 確立
- 20 世紀 — トスカニーニ以降、 音楽の 中心的存在
「作曲家 → 演奏家 → 解釈者」 の 主役交代が、 20 世紀の 音楽史の 大きな テーマ。
指揮者の 職業的 特殊性
指揮者は 他の 音楽家と 異なる 特殊性:
- 自分は 音を出さない — 100 人の 演奏家を 統制
- 政治的能力 — オーケストラの メンバー・スタッフ・スポンサーとの 関係
- 経営能力 — 大規模組織の 運営
- 極めて 長寿命の 傾向 — トスカニーニ 90 歳、 カラヤン 81 歳、 バーンスタイン 72 歳、 小澤 88 歳
- 国際的な 名声・移動
「音楽の CEO」 — 20 世紀後半の 位置付け。
アルトゥーロ・トスカニーニ — 「楽譜への 忠実」
アルトゥーロ・トスカニーニ (Arturo Toscanini、 1867-1957) は、 イタリア・パルマ生まれの 指揮者。 19-20 世紀の 橋渡し、 「現代指揮の 父」 :
生涯
- 1867 年 3 月 25 日 — パルマで 誕生
- 1886 年 6 月 30 日 — 19 歳、 リオ・デ・ジャネイロで 突然 [アイーダ] を指揮、 世界に デビュー (指揮者が 病気で 辞任、 チェロ奏者だったトスカニーニが 楽譜なしで代役)
- 1898-1908 — ミラノ・スカラ座 音楽監督
- 1908-1915 — メトロポリタン歌劇場 音楽監督 (NY)
- 1926-1936 — NY フィルハーモニック 音楽監督
- 1937-1954 — NBC 交響楽団 (NY、 ラジオ放送用) 音楽監督
- 1957 年 1 月 16 日 — NY で 89 歳で死去
「楽譜への 厳格な 忠実」
トスカニーニは 19 世紀ロマン派の 自由な 「解釈」 に反発:
「楽譜に 書かれていることを 、 そのまま 弾く」
- メトロノーム的な テンポ
- 各パートの 明確な発音
- 感情的な 誇張の 抑制
- リハーサルの 厳しさ、 リハーサル中に 暴言、 譜面を破る ことも
20 世紀 演奏の 「新客観主義」 の 起源。 前シリーズ [ピアノの系譜] の ホロヴィッツの 娘婿の 父。
反ファシスト
イタリア人の トスカニーニは ムッソリーニ (1922 年 政権掌握) に 抵抗:
- [ジョヴィネッツァ (ファシスト党歌)] を 指揮拒否
- 1931 年 5 月 14 日 — ボローニャで ファシストに 平手打ちされる
- 1938 年 — バイロイト音楽祭 (ワグネリアン) を ドイツ・ナチスへの抗議で 辞任
- 1939 年 — 米国亡命、 二度と イタリアに 戻らず (1946 年まで)
「音楽と 政治の 分離」 vs 「音楽の 政治的責任」 の 20 世紀論争の 象徴。 音楽家として、 反ファシズムを 貫いた。
NBC 交響楽団 と ラジオ
1937 年、 NBC (ラジオ放送局) が 専属オーケストラを設立、 トスカニーニを 音楽監督に。 世界初の ラジオ放送用 オーケストラ:
- 毎週 ラジオ放送、 数百万人の聴取者
- 20 世紀の 「マス・メディア音楽」 の 起源
- 大量の 録音 が 残る
「20 世紀は マス・メディアで 音楽が 世界に 届く」 時代 — トスカニーニは その 先駆者。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー — 「ドイツ的 深い解釈」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (Wilhelm Furtwängler、 1886-1954) は、 ベルリン生まれ。 トスカニーニの 対極、 「主観的・深い解釈」 の 代表。
生涯
- 1886 年 1 月 25 日 — ベルリンで誕生 (父は 考古学者)
- 1922-1945、 1952-1954 — ベルリン・フィル 首席指揮者
- 1933 年 ナチス政権成立 — ドイツに残る 選択
- 1938 年 — 「ヒンデミット事件」 (現代作曲家 ヒンデミットを 擁護、 ナチスと対立)
- 1945-1946 — 「非ナチス化」 で 一時 演奏禁止、 やがて 復帰
- 1954 年 11 月 30 日 — スイスの ザンクト・モーリッツで 死去、 68 歳
「ドイツ的な 深い解釈」
フルトヴェングラーは 音楽の 「精神性」 を 追求:
- 柔軟な テンポ、 巨大な ルバート
- 感情の 波、 圧倒的な クライマックス
- 深い呼吸、 神秘的な 静寂
- 「ベートーヴェンは 神秘だ、 数学ではない」
トスカニーニ とは 正反対の 音楽観。 「客観 vs 主観」 の 20 世紀論争。
ナチス下の 選択
フルトヴェングラーは ドイツに残った:
- 「私は 政治家ではない、 音楽家だ」
- 多くの ユダヤ人音楽家を 密かに 助けた
- ヒトラーの 前で 演奏したこともある
- ゲッベルスとの 対決 (音楽的 独立性を 主張)
戦後の 「非ナチス化」 裁判で 無罪、 だが 国際的な非難 も。 トーマス・マンら 反ナチス亡命者は 「なぜドイツに残った」 と 批判。
「音楽的偉大さと 政治的責任」 の 難問を 体現した 音楽家。
名録音
- [ベートーヴェン 第 9 交響曲] (1942、 1951、 1954) — 3 種類の伝説的録音
- [バイロイト 第 9] (1951 年、 戦後の バイロイト再開時)、 20 世紀の最高峰
- [ワーグナー 楽劇]、 [ブラームス 交響曲]、 [シューベルト グレート]
ヘルベルト・フォン・カラヤン — 「音楽帝王」
ヘルベルト・フォン・カラヤン (Herbert von Karajan、 1908-1989) は、 オーストリア・ザルツブルク生まれ。 20 世紀後半 最大の 指揮者、 ベルリン・フィル 35 年、 ウィーン国立歌劇場、 ザルツブルク音楽祭の 中心。
生涯
- 1908 年 4 月 5 日 — ザルツブルクで誕生 (医師の家)
- 1929 年 21 歳 — ウルム市立劇場、 職業指揮者 デビュー
- 1935 年 — アーヘン市立劇場音楽監督、 26 歳、 ドイツ最年少 (ナチス党員登録)
- 1938 年 4 月 — ベルリン初登場、 「奇跡のカラヤン (Das Wunder Karajan)」
- 1945-1948 — 非ナチス化のため 演奏活動 停止
- 1948 年 — 復帰
- 1955-1989 — ベルリン・フィルハーモニー 首席指揮者、 終身職
- 1957-1964 — ウィーン国立歌劇場 監督
- 1956-1989 — ザルツブルク音楽祭 芸術監督
- 1989 年 7 月 16 日 — ザルツブルク近郊で 死去、 81 歳
ナチス党員問題
1933 年 4 月、 25 歳のカラヤンは オーストリア・ナチス党に 入党、 1935 年に ドイツ・ナチス党に 二重入党。 出世のための 経歴的 選択 とされる。
戦後 非ナチス化 で 3 年間 演奏停止、 その後 復帰。 生涯 このことは 語らず、 現代でも 論争。
「音楽と 政治」 の 20 世紀難問、 フルトヴェングラー・カラヤンの 立場の 違い。
完璧主義と 大量録音
カラヤンは 音楽の 完璧な 実現 を 追求:
- リハーサル・録音の 綿密な準備
- 磨き上げられた 音、 「ベルリン・フィルの 響き」
- 感情よりも 洗練・美しさ
- 大量の 録音 — 900 以上、 世界最多
「録音で 音楽を 保存する」 ことに、 20 世紀最大級の 情熱。 ドイツ・グラモフォン、 EMI で 全集録音、 世界に 普及。
ザルツブルク音楽祭
1956-1989 年の 33 年間、 ザルツブルク音楽祭 芸術監督。 世界最高峰の 音楽祭 に 発展させた:
- モーツァルト・オペラ、 プリンシパル
- ベルリン・フィル、 ウィーン・フィル の 常連
- 世界一の 指揮者・歌手・演奏家 が 集結
「音楽の 帝王」 の 王国。 現代の ザルツブルク音楽祭は カラヤンの 遺産。
「カラヤン後」
1989 年 カラヤン死去後、 ベルリン・フィルは:
- 1989-2002 — クラウディオ・アバド (民主的、 温かい)
- 2002-2018 — サイモン・ラトル (英国、 現代音楽を導入)
- 2018- — キリル・ペトレンコ (ロシア、 未来)
「独裁的な カラヤン」 から 「民主的な アバド以降」 への 大転換。
レナード・バーンスタイン — 「教育者・スター」
レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein、 1918-1990) は、 米国・マサチューセッツ生まれの ユダヤ系。 前記事 [20 世紀の音楽] で 作曲家 として 言及、 ここでは 指揮者 として。
生涯
- 1918 年 8 月 25 日 — 誕生
- 1943 年 11 月 14 日 — 25 歳、 NY フィル の カルロス・クレンペラー欠員代役、 一晩で 大スター
- 1958-1969 — NY フィルハーモニー 音楽監督、 米国人 初の 大オーケストラ音楽監督
- 1969-1990 — ゲスト指揮者として 世界的活動
- 1990 年 10 月 14 日 — NY で肺癌により死去、 72 歳
「ヤング・ピープルズ・コンサート」
1958-1972 年、 CBS テレビで 53 回 の 子供向け コンサート・番組 を 指揮:
- 子供に クラシック音楽を 解説
- 世界的な 普及
- 「音楽教育の 最大の 貢献」
前シリーズ [ピアノの系譜] の オイラー [ドイツ王女への手紙]、 タオのブログ と 並ぶ 知の一般公開 の 20 世紀版。
マーラー復活の 立役者
バーンスタインは マーラー (前々記事 [ロマン派後期]) の 世界的復活の 中心:
- マーラー 交響曲全曲 2 回 全集録音 (NY フィル、 ウィーン・フィル)
- マーラーの 「ユダヤ系性」 の 再評価
- 1960 年代 マーラー・ブーム の 発火点
カルロス・クライバー — 「幻の 完璧主義者」
カルロス・クライバー (Carlos Kleiber、 1930-2004) は、 ドイツ→アルゼンチン→ドイツ。 完璧主義と 極めて 少ない 演奏活動:
- 年間 数回の 演奏会 のみ
- 数少ない 録音 — [ベートーヴェン 第 5]、 [第 7]、 [ブラームス 第 4]、 [ワーグナー トリスタン]、 [シューベルト 未完成]、 [ヴェルディ 椿姫]、 [Neujahrs コンサート 1989, 1992]
- 父は 名指揮者 エーリヒ・クライバー (1890-1956)
- キャンセルが 多い
- リハーサル拒否も 多い
数少ない 演奏は 世界最高峰 と 評価。 「幻の 巨匠」 。 2004 年 スロベニアで 死去。
クラウディオ・アバド (1933-2014)
イタリア・ミラノ生まれ。 カラヤンの後、 ベルリン・フィル (1989-2002)、 ミラノ・スカラ座、 ウィーン国立歌劇場、 ルツェルン音楽祭:
- 民主的な 指揮法 — オーケストラの メンバーと 対話
- 若い演奏家の 育成 — グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ (1986)、 ルツェルン祝祭管弦楽団
- 胃癌との 20 年の戦い、 病後も 演奏
- 2014 年 1 月 20 日 — ボローニャで 80 歳で 死去
サイモン・ラトル (1955-)
英国リヴァプール生まれ。 ベルリン・フィル (2002-2018)、 バーミンガム市交響楽団、 ロンドン交響楽団:
- 現代音楽への 積極的な 導入 (メシアン、 ブーレーズ、 リゲティ、 アデス)
- 教育活動 — 「Rhythm Is It!」 プロジェクト
- 「Sir Simon Rattle」 — 英国のサー
キリル・ペトレンコ (1972-)
ロシア・オムスク生まれ、 オーストリア育ち。 現・ベルリン・フィル 首席指揮者 (2019-)、 バイエルン国立歌劇場。 メディア嫌い、 SNS なし、 「音楽のみを 語る」 現代指揮者。
その他の 20 世紀主要指揮者
- オットー・クレンペラー (1885-1973) — ドイツ→米、 遅めテンポの深奥
- ブルーノ・ワルター (1876-1962) — マーラーの 弟子、 ドイツ→米
- ジョージ・セル (1897-1970) — クリーヴランド管の 完璧主義
- カール・ベーム (1894-1981) — オーストリア、 モーツァルト・R. シュトラウス
- ラファエル・クーベリック (1914-1996) — チェコ→独、 マーラー・ドヴォルザーク
- ゲオルク・ショルティ (1912-1997) — ハンガリー→英、 シカゴ響、 グラミー 賞 31 回
- ロリン・マゼール (1930-2014) — 米、 全集録音
- ズービン・メータ (1936-) — インド、 NY フィル・イスラエル・フィル
- リッカルド・ムーティ (1941-) — イタリア、 スカラ座・シカゴ響
- ダニエル・バレンボイム (1942-) — アルゼンチン→独、 ピアニスト兼、 ベルリン国立歌劇場
- ワレリー・ゲルギエフ (1953-) — ロシア、 マリインスキー、 2022 年 ウクライナ侵攻で 西側追放
小澤征爾 — 日本の 音楽的英雄
小澤征爾 (おざわ せいじ、 1935-2024) は、 中国・瀋陽 (満州) 生まれ、 日本育ち。 世界的な 指揮者、 戦後日本の 文化的 象徴。
生涯
- 1935 年 9 月 1 日 — 満州で 誕生 (父は 歯科医)
- 1951 年 — 桐朋女子高等学校 (男女共学化) で 齋藤秀雄 に 指揮を学ぶ
- 1959 年 — 単身、 スクーターで ヨーロッパへ、 パリで 生活
- 1959 年 9 月 — ブザンソン国際指揮者コンクール 優勝 (24 歳)
- 1960 年 — カラヤン・コンクール優勝、 カラヤンの 弟子に
- 1961-1965 — NY フィル 副指揮者 (バーンスタインの下)
- 1965-1970 — トロント響 音楽監督
- 1970-1976 — サンフランシスコ響 音楽監督
- 1973-2002 — ボストン交響楽団 音楽監督、 29 年間、 米国オーケストラ史上 最長
- 1984 年 — サイトウ・キネン・オーケストラ 結成 (齋藤秀雄門下)
- 1992 年 — サイトウ・キネン・フェスティバル 松本 創設 (2015 年 「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」 に 改称)
- 2002-2010 — ウィーン国立歌劇場 音楽監督、 日本人 初
- 2010 年頃 — 食道癌、 演奏活動 縮小
- 2024 年 2 月 6 日 — 東京で心不全により死去、 88 歳
「小澤征爾の 3 つの 貢献」
- 世界的な 日本人指揮者 の 先駆 — アジア人が トップレベルで 活動する 道を開く
- ボストン響 29 年 — 米国オーケストラの 「日本人 音楽監督」 の 定着
- サイトウ・キネン — 日本の 若手音楽家 の育成、 世界的な 音楽祭
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」
毎年 8-9 月、 長野県松本市。 世界最高峰の 演奏家が 集結、 サイトウ・キネン・オーケストラで オペラ・交響曲・室内楽。 現代でも 継続 (小澤の 甥・大野和士 らが 継承)。
齋藤秀雄 (1902-1974) — 「小澤征爾の 師」
チェリスト・指揮者。 齋藤メソッド (指揮法) で 世界的名声。 桐朋学園音楽科 (後の 桐朋学園大学) 創設、 秋山和慶、 山本直純、 尾高忠明、 小澤征爾 ら 日本の 主要指揮者を 育成。
日本の 指揮者 — 21 世紀
- 佐渡裕 (1961-) — バーンスタインの 弟子、 兵庫芸術文化センター管
- 山田和樹 (1979-) — 日本フィル、 ベルリン放送交響楽団
- 大野和士 (1960-) — 都響、 リヨン国立歌劇場、 バルセロナ交響楽団
- 鈴木秀美・鈴木雅明 — バッハ・コレギウム・ジャパン、 バロック
- 上岡敏之、 現田茂夫、 大植英次、 井上道義
「指揮者の 100 年」 — まとめ
20 世紀の 指揮者は 音楽の 中心的存在:
- 前半 (1900-1960) — トスカニーニ・フルトヴェングラー、 「解釈の対立」
- 中盤 (1955-1990) — カラヤン・バーンスタイン、 「レコード時代の 帝王」
- 後半 (1990-2020) — アバド・ラトル、 「民主的指揮」
- 現代 (2020-) — ペトレンコ・ネゼ=セガン、 「静かな指揮」
「独裁者から 民主的リーダーへ」 の 20 世紀の 変化。
21 世紀の 若手指揮者
- グスターボ・ドゥダメル (1981-) — ベネズエラ、 ロス・アンジェルス・フィル、 メトロポリタン
- ヤニック・ネゼ=セガン (1975-) — カナダ、 メトロポリタン、 フィラデルフィア管
- アンドリス・ネルソンズ (1978-) — ラトビア、 ボストン響、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
- クラウス・マケラ (1996-) — フィンランド、 オスロ・フィル、 パリ管、 2027 年 コンセルトヘボウ
- 杉山洋一 (1971-)、 山田和樹 (1979-) — 日本
「巨匠の 時代」 から 「多様性の 時代」 へ。
現代への 影響
- オーケストラ・オペラハウスの 存続 — 指揮者が 経営面でも 中心
- 録音・配信 — カラヤン以降、 大量録音の 継承
- 音楽教育 — バーンスタインの [ヤング・ピープルズ・コンサート]、 現代の YouTube 解説
- 国際化 — 20 世紀後半、 各国の 若手が トップに
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指揮者の 100 年を辿った。 次記事は classical-music シリーズ 最終記事 — 21 世紀の音楽と 世界の 音楽機関。 現代の作曲家 (アダムズ、 アデス、 サーリアホ、 藤倉大、 一柳慧、 細川俊夫)、 21 世紀の オーケストラ・オペラハウス、 音楽教育、 音楽の 未来 — 1500 年の 系譜を 総括し、 21 世紀の クラシック音楽を 展望する。